2026年9月30日(日本時間)から、Windows 11の新しいバージョン「26H2」(Windows 11 2026 Update)の配信が始まりました。

先に結論をお伝えすると、今回の更新で使い勝手が大きく変わることはありません。この1年の間に少しずつ届いていた機能を、ひとまとめにした更新です。画面の見た目もほとんど変わらないので、更新しても戸惑うことはまずありません。

ただし、いま「24H2」をお使いの方は、2026年10月13日で安全のための更新が届かなくなります。この記事では、何が変わったのかと、更新の手順をご説明します。

まず、今のバージョンを確認する

ご自分のパソコンがどのバージョンかによって、やることが変わります。

  1. キーボードの Windows キーを押しながら R を押します
  2. 出てきた小さな画面に winver と入力し、OKを押します
  3. 「バージョン 25H2」のように表示されます
表示されたバージョン やること
26H2 何もしなくて大丈夫です
25H2 2027年10月までサポートがあります。急ぎませんが、26H2への更新をおすすめします
24H2 10月13日でサポートが終わります。 下の手順で早めに更新してください
23H2以前 すでにサポートが終わっています。大きな更新が必要です。お気軽にご相談ください
Windows 10 下の「Windows 10をお使いの方へ」をご覧ください

何が変わったのか

一般の方に関係がありそうなものを選んで紹介します。どれも、使わなければこれまでどおりの操作のままです。

タスクバーを上や横に置けるようになった

画面の下にあるタスクバー(アプリのアイコンが並んだ帯)を、上・左・右に移せるようになりました。小さく細くする表示も選べます。ノートパソコンの画面を縦に広く使いたい方には便利です。

スタートメニューが見やすくなった

スタートメニューの大きさや並べ方を選べるようになりました。入っているアプリを「カテゴリ別」や「一覧」で表示でき、目当てのアプリを探しやすくなっています。

検索とエクスプローラーが速くなった

  • 検索で、アプリ名を打ち間違えたり途中まで入力したりしても、見つけてくれるようになりました
  • よく使うフォルダの中身が、すばやく検索できるようになりました
  • ファイルを開く「エクスプローラー」の動きが軽くなりました
  • 開ける圧縮ファイルの種類が増えました

設定をバックアップできるようになった

壁紙や表示の設定などを、Microsoftアカウントに保存しておけるようになりました。パソコンを買い替えたときや初期化したときに、設定を元どおりに戻しやすくなります。

安全面の強化

  • 指紋認証でのサインインが、より安全な方式に対応しました
  • 問題が見つかった機種には配信を止める仕組みがあり、相性の悪いパソコンに無理に更新が入ることはありません

このほか、AIを使う機能や、AIの処理専用の部品(NPU)の動きを確認できる表示も加わっています。これらの多くは「Copilot+ PC」と呼ばれる新しい機種向けで、一般的なパソコンでは表示されないこともあります。また、機能は順番に有効になるため、更新した直後には見当たらないこともあります。

更新の手順

26H2は、24H2か25H2をお使いのパソコンなら小さな更新で済み、数分ほどで終わります。再起動は1回です。

  1. 画面左下のWindowsマークを右クリックし、設定を開きます
  2. 左の一覧からWindows Updateを選びます
  3. 利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手するのスイッチをオンにします
  4. 更新プログラムのチェックを押します
  5. 「Windows 11, version 26H2」と表示されたら、ダウンロードしてインストールを押します
  6. 終わったら、案内に従って再起動します

配信は少しずつ順番に行われています。チェックしても表示されない場合は、数日おいてからもう一度お試しください。ほかの更新が残っていると出てこないので、先にそちらを済ませてください。

更新の前にしておくと安心なこと

  • 大切な写真や書類を、USBメモリや外付けハードディスクに写しておく
  • ノートパソコンは電源につないでおく
  • 更新中に電源を切らない

Windows 10をお使いの方へ

Windows 10のサポートは2025年10月14日に終了しています。延長セキュリティ更新(ESU)に登録して使い続けている方も、2026年10月13日で更新が届かなくなります。

お使いのパソコンがWindows 11に対応していれば、当店でアップグレード作業を11,000円から承ります。対応していない機種は、Windows 11の中古パソコンへの買い替えとデータ移行をご提案します。対応しているかどうかは、機種名をお知らせいただければ無料でお調べします。

更新がうまくいかないときは

途中で止まる、再起動を繰り返す、更新のあとで調子が悪いといった場合は、何度もやり直さずにご相談ください。無理に繰り返すと、元に戻しにくくなることがあります。

  • 電話 072-799-0505(受付 10:00〜19:00、毎週月曜日定休)

インターネットにつながっていれば、リモートサポートで画面を見ながら更新することもできます。パソコンをお持ちいただければ、店頭で作業します。